極端紫外光の放射
また、ホットスポットの周辺に形成される8価から9価のアルゴンイオンのL殻に関する放射は波長 4.3 - 4.9 nm の領域で強く起こります。
「水の窓」 (Water Window) と呼ばれる波長 2.3 - 4.4 nm の領域での放射は、水中の有機物を際立たせることができるため、組織を生きた状態で観察するX線顕微鏡の光源としての利用が考えられます。
写真は波長 4.6 nm のX線ミラーを用いて撮影された、アルゴンZピンチプラズマのL殻放射のX線像です。
PLASMA SCIENCE LABORATORY